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芽苗工法で環境・未来を支えていきたい。
見た目よりも、災害への備えを重視された植栽は芽苗工法研究所へ。
公園などで見かける「どんぐりの木」は、緑化活動にもよく使われる木です。
今回はどんぐりの木がなぜ緑化活動に適しているのか、その理由をご紹介いたします。
どんぐりの木の魅力の一つは、さまざまな種類の土壌に適応できる点です。
砂地から粘土質の土壌、乾燥した土壌から湿った土壌まで、幅広い環境で成長します。
そのため、都市部や郊外の公園、街路樹など、土壌の質が異なる場所でも問題なく育ちます。
根が深く伸びるため、乾燥にも強い特徴があります。
根が地面の深い部分まで伸びることで地下水を吸収でき、乾燥した季節でも
比較的元気に育ちます。
都市部でよく見られる「ヒートアイランド現象」のような、温度が高く乾燥した環境でも
深い根によって水分を安定的に吸収し、乾燥に強い性質を発揮します。
気温の変化にも耐性があります。
特に冬の低温に強く、凍結した土壌でも成長が可能なほどです。
寒冷地でもしっかりと耐えて冬を越し、春には新芽を出すことができます。
この特性により、日本のように四季がはっきりした地域でも育ちやすいのです。
風にも強いです。
特に大きな木に成長すると、風圧に耐える力が強くなり、台風などの強風にも
比較的耐性があります。
これはどんぐりの木の枝が丈夫で、根が広範囲に張っているため、強風で倒れるリスクが
低くなるためです。
高温の環境にも順応できます。
暑さに耐えられず、葉がしおれたり落ちたりする木もありますが、
どんぐりの木は太陽光が強い場所でも葉が焼けることなく、しっかりと光合成を行い
成長します。
さらに、葉をしっかりと保ち、日陰を作り出すことで、ヒートアイランド現象(都市の熱帯化)を緩和します。
木々の蒸散作用によって周囲の空気が冷却され、外で過ごす人々の熱中症のリスクを
減らすことができます。
比較的、病害虫に強い特徴を持っています。
特にナラやカシの木は、害虫がつきにくく病気になりにくいため、
メンテナンスが少なくても健康に育ちやすいです。
このように、どんぐりの木は強力な根系と耐性を持っているため、都市環境やさまざまな
気候条件に適応することができます。
その適応力こそが、緑化活動において非常に価値がある点です。
さらに芽苗工法研究会では、客土や化学肥料を使用せず、光合成という自然環境の力を
主なエネルギー源として、力強い樹木を育てる理念を大切にしています。
どんぐりの木を利用することにより、
自然環境との調和を図りながら、持続可能な緑化を進めていきます。
最後に自然環境を尊重した緑化活動に取り組むことで、
持続可能な社会の実現にも寄与できることを、改めて感じていただければ幸いです。